わたしが税理士試験の受験生時代に出会ったアイテムで、時間とお金の節約に役立った「消せるボールペン」を紹介したいと思います。
勉強の効率化のためにアイテムにもこだわるべき
税理士試験の勉強にはそれなりに時間がかかるため、限られた時間の中でいかに効率的に勉強するかが大切です。
わたしが受験生のときは、他の受験生のおすすめ勉強方法などをネットで調べて参考にしていました。
いろんな情報のなかで一番役に立ったのは、解答用紙のコピーを取る時間とお金が節約できる「消せるボールペン」の活用法でした。
答練の解きなおしや総合問題は、本試験までに何度も解くことになるため、問題や解答用紙をコピーして解答します。
これから答練が始まるとコピーを取るだけでそれなりの時間やお金がかかります。
消せるボールペンはそんな時間やお金を節約できる便利なアイテムです。
なにが便利かというと、消せるボールペンで書いた文字は60℃以上の熱で透明になるという特性があるため、ドライヤーで温めると文字が消えます。
この便利な活用法を知ってからは一切コピーを取るのを止めました。
書きやすい&消えやすいボールペンはどれ
消せるボールペンとして市販されている商品について、書きやすさと消えやすさを比較してみました。
比較商品として選んだのは次の3つです。(左から順に)
- PILOT「フリクションボールノック」
- 三菱鉛筆「ユニボールR:E」
- 無印良品「こすって消せるボールペン」
無印良品のこすって消せるボールペンは、PILOTがOEMで生産している商品なので中身はフリクションボールノックと同じです。
デザインは他の2種と違って中身の芯が見えるよう透明になっていて形状も細くなっています。
まずは、それぞれの書き具合を比較してみました。(上から順に)
- PILOT「フリクションボールノック」
- 三菱鉛筆「ユニボールR:E」
- 無印良品「こすって消せるボールペン」
見たい目は同じように見えますが、ユニボールR:Eはちょっと薄い感じで、書いたときの感触も他の2本に比べてすべりが悪い感じがします。
長時間使い続けるときは、フリクションボールノックかこすって消せるボールペンが書きやすそうです。持ち手にグリップが付いているのがいい場合はフリクションボールノックで、細いほうがいい場合はこすって消せるボールペンという選択です。
次に消え具合を比較してみました。
左がドライヤーを5秒ほどあてたときの状態ですが、ユニボールR:Eが最初に消え始めて一番はやくきれいに消えました。
完全に消えるまでドライヤーをあてた状態では、どれも薄くあとが残る程度で消え具合の差はありません。
書きやすさと消えやすさの比較では、書きやすいのは持ち手にグリップが付いた「フリクションボールノック」で、消えやすさでは「ユニボールR:E」という結果でした。
おすすめの消せるボールペンとは
消せるボールペンを活用する目的が時間の節約なので、わたしのおすすめはドライヤーで消えやすかった「ユニボールR:E」です。
理論の場合は長い時間書き続けるので、なめらかにスラスラ書けて疲れにくいペンを選ぶべきですが、計算の解きなおしをする場合は書きやすさより消えやすさ重視でペンを選ぶといいでしょう。
ただし、消せるボールペンにも欠点があってインクの減りがものすごく早いです。
消せるボールペンを利用する場合は替え芯を2、3本用意しておく必要があります。
インクの減りが早いため、無印良品のこすって消せるボールペンは透明なデザインで中身の芯が見え、インクの残りが把握できるというメリットがあります。
それと、消せるボールペンの消し方ですが、わたしはドライヤーで消していましたが、なんとアイロンを使って消していたというブログを見つけました。
一度に3枚も同時に消すことができるみたいなので、この方法のほうが時間短縮になりそうですね。
最後に、消せるボールペンは本試験では使用できないので、間違っても本試験会場には持ち込まないようにしてください。
編集後記
今日は下の子供の中学校入学式でした。小学校は2クラスだけでしたが、中学校は6クラスもあって生徒数が3倍です。生徒数がいきなり増えたので友達の名前を覚えるのが大変そうです。