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フルマラソンと仕事は相性がいい?長く続けてきた理由を振り返る

税理士試験の勉強でやめていたフルマラソンを今年から再開しようと思っています。

10年連続で参加したフルマラソンについて長く続けた理由を振り返ってみます。

 

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始めたきっかけは運動不足の解消だった

初めてフルマラソンに参加したのは29歳のときでした。

30歳近くになって体重が落ちにくくなり何か運動を始めようと思っていたときに、会社の後輩に誘われて参加を決めました。

参加を決めてから3ヶ月くらい練習をしましたが、練習では長くても5kmくらいしか走ってなかったため未知なる距離への挑戦でした。

本番でどこまで走れるか不安でしたが、初フルマラソンで目標としていた5時間を切ることができなんとか無事完走できました。

 

でも、フルマラソンは想像していた以上に大変で、30kmを過ぎたあたりから「なぜ、こんなしんどいことをしているのかな」とずっと思いながら走っていた記憶しかありません。

よく言われるランナーズハイはこれっぽっちも体感せず、後半はただひたすら足の痛さに耐えるだけでした。

しかし、ゴールしたときは達成感がすごくてそれまでのつらさが一気に吹っ飛び、ゴールして数分後には来年も参加したいという気持ちになっていました。

 

やり続けると走る目的が変わってくる

フルマラソンは、一生に一度くらいは42.195kmを走っておきたいという「記念参加」をするひとが多いと思います。

わたしも初参加のときは、一度くらいはフルマラソンを走ってみようという軽い気持ちでの参加でしたが、一度走ってハマってしまいました。

またチャレンジしたいと思った理由は、走るのがしんどくなった30km過ぎから60代や70代くらいのひとにどんどん追い越され、コツコツと努力を続けると年を重ねてもこんなに走れるんだと気づかされたことでした。

 

それと、いままでの人生で経験したことの中で、一番しんどいことだったことがその後の継続につながりました。

ちょうどフルマラソンを始めた30歳頃というのは仕事のやり方が確立されてくる年齢で、自分なりのやり方ができてくると、その中で楽をして仕事をこなそうとします。

ひとは基本的には怠け者で、楽なほうへどうしても流されていく習性があります。

そんなときにフルマラソンを走って、コツコツと努力を積み重ねて走っているひとを見たことで「自分ももっと謙虚に頑張ろう」という気持ちになりました。

 

そして、毎年フルマラソンへの参加を続けたのは、1年に1回しんどいことにチャレンジして「まだまだ努力が足りないぞ」と自分にダメ出しをする日を設けるためでした。

そんなことを10年間続けたおかげでコツコツ努力することを楽しめるようになり、その後の税理士試験の受験にも役立ったと思っています。

 

フルマラソンは仕事との相性がいいと思う

わたしはフルマラソンは仕事と相性がいいと思っています。

実際、フルマラソンを趣味にしている経営者がたくさんいるのは、仕事に活かせることが多いからでしょう。

わたしが感じるフルマラソンのメリットは次のようなものです。

・目標を立てて行動するのは仕事と同じである
・大変なことへチャレンジするのは自信になる
・仕事もプライベートも健康が大切である
・自分を追い込む環境をつくることができる
・練習で走ることで頭の中がスッキリする

 

特に経営者は、目標達成に向けて行動するというマネジメントにひかれてフルマラソンにハマるひとが多いと思います。

自己記録を縮めるために何ヶ月も前から計画的に練習をして、その結果を大会で確認するという作業が経営と似ています。

そして、思うような記録がでなかったときは、成果が出なかった結果を検証し、練習方法などの計画を見直して再度チャレンジすることになります。

このプロセスをすべて自分ひとりでできるのでハマりやすいんでしょうね。

 

それと、フルマラソンのしんどさもハマる要因だと思います。経営者は困難なことにチャレンジするのが好きなひとが多いので、しんどいことへのチャレンジがやみつきになるのでしょう。

今年こそ新たなものにチャレンジしようと考えているひとは、ぜいフルマラソンにチャレンジしてもらいたいですね。

 

編集後記

桜がきれいに咲き始めたので、今週末はどこかに出かけようと計画しています。みんな考えることは同じなので、どこに行っても混みそうですが。

 

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