「LINE店舗経理」を1年間無料で利用できるキャンペーンが、2019年12月31日まで実施されています。
LINE店舗経理は、freeeが「会計freee」のOEMとして提供しているクラウド会計ソフトです。
フリーランスや個人事業主で、確定申告にクラウド会計を利用したい方にはおすすめです。
LINE店舗経理とは
「LINE店舗経理」とは、LINE Payとfreeeとの業務提携により、2018年12月6日からサービスが始まったクラウド会計ソフトです。
LINE店舗経理は、freeeが運営する「会計freee」のOEMとして提供されているので、会計freeeと同機能が利用できます。
ですから、LINE店舗経理に登録すると、クラウド会計ソフトの会計freeeが利用できるというサービスです。
提供されているプランは次の4種類で、プラン名と料金は、会計freeeと同じ設定になっています。(料金は2019年12月時点)
【個人事業主向け】
・スタータープラン(年額/9,800円 ※税抜)
・スタンダードプラン(年額/19,800円 ※税抜)
【法人向け】
・ミニマムプラン(年額/23,760円 ※税抜)
・ベーシックプラン(年額/47,760円 ※税抜)
LINE Payとしては、LINE店舗経理の導入を進めることにより、従来からサービス提供しているキャッシュレス決済手段や、「LINE 公式アカウント」との連携を図って、スモールビジネスの業務改善の支援を強化していくのが狙いのようです。
1年間無料キャンペーン
LINE店舗経理を1年間無料で利用できるキャンペーンが、2019年12月31日まで行われています。
個人事業主向けのスタータープランが、1年間無料になるお得なキャンペーンです。
キャンペーンの詳しい内容は、次のようになっています。
- 期間:2019年11月1日~12月31日(※無料アカウントがなくなり次第キャンペーンは終了)
- 対象:個人事業主で、初めて「LINE店舗経理」を利用する方
- 内容:個人事業主向けスタータープラン(年額/9,800円 ※税抜)を1年間無料提供
設定や操作方法を電話にて案内する導入サポートも提供
フリーランスや個人事業主で、確定申告をクラウド会計で行いたい方にはおすすめです。
また、クラウド会計が1年間利用できるだけでなく、導入サポートまで提供してもらえるのは魅力的です。
特に、簿記の知識がなかったり、会計ソフトを利用した経験がないと、ひとりでクラウド会計を導入をするのは大変なため、導入サポートがあるのは助かります。
クラウド会計を始めるのであれば、まずは経理の流れを整理したり、事業用のネットバンキングやクレジットカードを用意して、スムーズに導入するための準備から取り掛かりましょう。
ひとりでクラウド会計を導入する大変さは、こちらの記事で書いています。
フリーランスや個人事業主の方で、クラウド会計の導入に取り組む方が増えています。ネットの広告では、「誰でも簡単に使える」「簿記の知識ゼロでも大丈夫」と紹介されているので、簡単に導入ができるイメージがあるのでしょう。でも、ひとりでクラウ[…]
LINEとの連携で活用できる機能
LINE店舗経理では、クラウド会計ソフトの機能以外に、LINEアカウントを活用したオリジナルのサービスを提供してます。
そして、LINE店舗経理に関するサービスとして、次の2つのアカウントが運用されています。
【LINE店舗経理】
「LINE店舗経理」アカウントは、LINE店舗経理に登録したユーザーに限定されたサービスで、ログイン後のホーム画面から公式アカウントへ友達追加できるようになっています。
そして、このアカウントを利用して、次のようなサービスを利用できます。
- 売上・支払金額の集計および表示(週間/月間)
- レシート類取り込み、アップロード
- 銀行口座残高の表示
- 未処理状態の取引件数の集計および表示
- 指定期間の損益額の集計および表示
たとえば、売上については、次のようにLINEの画面で確認ができます。
基本的には、クラウド会計内のデータをLINE画面で確認できるサービスです。
レシートのアップロードについては、カメラで撮影したレシートをLINE店舗経理内のファイルボックスに保存できます。
そして、保存したレシートは、クラウド会計内でファイルボックスから呼び出して、取引登録をするという流れです。
ただし、キャンペーンの対象となるスタータープランでは、月5件までしかファイルボックスに保存できないので、この機能が役立つのは有料プランになります。
いま提供されている機能の範囲であれば、freeeのアプリを利用した方が便利でしょう。
【LINEで税理士相談】
「LINEで税理士相談」アカウントは、LINEを使って税理士に無料で税金に関する相談ができるサービスです。
LINE Payが税理士法人と業務提携をして、2020年3月31日までサービスを提供しています。
このサービスは、誰でもアカウントに友達追加できるため、簡単な相談であれば利用してみてもいいかもしれません。
LINE店舗経理のキャンペーンに申し込めば、会計freeeのスタータープランが1年間無料で利用できます。
2020年5月からfreeeの料金が値上改定されるため、スタータープランを利用したいフリーランスや個人事業主は、申し込みを検討する価値はありそうです。
編集後記
昨日は、法人の月次処理と年末調整という一日でした。