2020年8月と9月に、愛知県が主催する2021年3月新規大学等卒業予定者等を対象とした、「オンライン合同企業説明会」が開催されます。
現在、合同説明会への参加企業を募集しているため、若手人材を採用したい中小企業は、参加を検討してみてはどうでしょうか。
ここでは、愛知県が主催するオンライン合同企業説明会について紹介します。
オンライン合同企業説明会
就職活動中の2021年3月大学等卒業予定者の方を主に対象とした、愛知県が主催する「オンライン合同企業説明会」への参加企業の募集が行われています。
合同説明会は、新型コロナの感染拡大を防ぐために対面形式ではなく、オンラインによるライブ配信による開催となっています。
大手企業の採用活動が一段落した時期に開催され、無料で参加できる説明会のため、若手人材を積極的に採用したい中小企業にはおすすめのイベントです。
説明会の概要
◆開催日時
- 第1回 2020年8月26日(水)午後2時~午後7時
- 第2回 2020年9月11日(金)午後2時~午後7時
◆配信場所
名古屋商工会議所5階 会議室(名古屋市中区栄2丁目10-19)
◆参加求職者
2021年3月に大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)・職業能力開発施設(高卒2年課程)を卒業予定の学生(既卒3年以内の者を含む)及びおおむね35歳未満の若年求職者
◆開催方法・内容
特設サイトにおいて、企業担当者から新卒者等に対する説明(約15分)と、新卒者等からの質問に企業担当者が回答する様子(約10分)をライブ配信します。
また、開催後には、特設サイトにおいて、収録したライブ配信動画を2021年3月10日(水)までオンデマンド配信します。
説明会の応募方法
◆募集企業数
80社(各回40社)
※参加費は無料
◆応募要件
説明会への応募においては、次のすべてを満たす必要があります。
- 参加申込日時点で、新卒者向け大卒等求人(正社員求人)又は若年者を対象とした、雇用期間の定めがなく職業経験不問の求人をハローワーク等に提出していること。
- 愛知県内に就業場所があること。
- 県が実施するアンケート調査等に協力できること。
- 次の項目に該当しない企業であること。・暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に掲げる暴力団又は同条6号に規定する暴力団員である役職員を有する者若しくはそれらの利益となる活動を行う企業
・特定の宗教活動や政治活動を主たる目的とした企業
・社会保険及び労働保険の未加入、賃金不払い、著しい長時間勤務、内定取消、雇用関連法規違反等、その他劣悪な労働環境であることが何らかの根拠をもって疑われる企業
・その他公序良俗に反する、又は反するおそれのある企業
◆応募方法
特設サイトのエントリーフォームから申込み
◆応募期限
- 第1回 2020年8月 6日(木)午後6時まで
- 第2回 2020年8月19日(水)午後6時まで
◆参加企業の決定方法
- 申込多数の場合は、求職者の希望職種の傾向を勘案し、よりマッチング効果が見込まれる職種等を総合的に考慮のうえ決定。
- 参加の可否については、第1回は8月中旬、第2回は8月下旬に、雇用維持特別対策事業 運営事務局(県委託事業者 株式会社学情名古屋支社)から全応募者宛てメールにてお知らせ。
◆お問い合わせ先
【オンライン合同企業説明会全般に関すること】
愛知県労働局就業促進課 若年者雇用対策グループ
電話 052-954-6366(受付時間:平日 午前8時45分から午後5時30分まで)
【オンライン合同企業説明会の申込に関すること】
株式会社学情 名古屋支社(雇用維持特別対策事業 運営事務局)
電話 052-265-8121(受付時間:平日 午前9時15分から午後6時まで)
新型コロナの影響で採用活動も変化
新型コロナの影響により対面での説明会や面接を中止して、採用活動をオンラインに切り替える企業が増えています。
大手企業の中には、説明会から内定出しまでをすべてオンライン化している企業もあり、今後は中小企業においてもオンライン採用への対応が求められます。
ただし、中小企業の場合は、大手企業と比べて選考過程における「応募者の惹きつけ」が重要になるため、すべてオンライン化するのは難しいでしょう。
オンライン採用は、場所や時間に制約がなく効率的に採用活動が進められるというメリットはありますが、対面による面談に比べて応募者の入社意識を高めるための惹きつけは弱くなります。
よって、中小企業の採用活動においては、対面とオンラインをうまく併用しながら、できるだけ応募者の就職活動に合わせた個別対応が必要になるでしょう。
愛知県が主催するオンライン合同企業説明会について紹介してみました。
今年は、新型コロナの影響で合同説明会の中止が相次いでいて、採用活動がうまく進んでいない中小企業が多いはずです。
大手企業の採用活動が一段落したこの時期から、若手人材の採用に取り組んでみてはどうでしょうか。
編集後記
昨日は、Webによる研修受講を。新たな情報を得られたので、いろいろ試してみようと思っています。