いびがわマラソン

12年振りにフルマラソン完走。「いびがわマラソン」の坂道は本当にきつかった

2019年11月10日(日)に、岐阜県揖斐川町で開催された「第32回いびがわマラソン」に参加しました。

前回、10㎞地点までの途中経過を書きましたので、今回はゴールまでの後半になります。

前半の記事は、こちらをご覧ください。

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いびがわマラソン

 

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ホスピタリティの素晴らしい大会

いびがわマラソンで感動したのは、ホスピタリティの高さです。

スタートして少し走ると、沿道に幼稚園児や小学生の列が、いたるところにありました。

子供たちが大きな声で応援しながら、みんなが笑顔でハイタッチしてくれました。

フルマラソンを走りながら、こんなにハイタッチをしたのは初めてでした。

 

揖斐川町では、大会当日は幼稚園や小中学校は登校日になっていて、子供たちは応援やボランティアに参加します。

子供のころからマラソンに触れ合う教育を町全体で行っていて、マラソンを中心にまちづくりを進めています。

そして、このような環境で育った多くの子供たちが、卒業後にランナーを目指すそうです。

 

沿道の応援は、子供たちだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんも手を振ってハイタッチをしてくれました。

皆さんの応援に支えられて、ランナーは元気をもらいながら走ることができました。

 

さらに、いびがわマラソンは、エイド(給水所)が充実しているのも有名です。

エイドでは、中学生がボランティアとして、スポーツドリンクや食べ物などを提供してくれました。

そして、「ジビエイド」といって鹿肉が振舞われたり、「スイーツエイド」といって地元名産のおいしいスイーツが食べられたりと、地元ならではのエイドもありました。

他にも、バナナ、いなり寿司、あんぱん、ドーナツ、フルーツ、あめ、チョコレート、ゼリー、梅干し、塩などがあり、本当に充実したエイドでした。

また、トイレもコース内に20か所以上設置されているので、これもランナーにとってはありがたいことです。

 

前半はいいペースで後半の折り返し

前回の記事で書いたとおり、10㎞までは1㎞6分ペースをキープして1:00:25で通過。

暑さは気になりましたが、体は元気だったので、その後は1㎞6分を切るペースで順調に走れました。

途中で高橋尚子さんがコース上でハイタッチしてくれて、元気をもらいながら山の中を走り続けました。

いびがわマラソンいびがわマラソン

 

前半は、ひたすら上り続けるコースをイメージしていましたが、ところどころで下りもあり、アップダウンを繰り返しながら頂点を目指して上っていきました。

15㎞までの5㎞が29:00で、20㎞までの5㎞が29:06と、10㎞を超えてから少しペースアップ。

そして、中間点の通過が2:04:59と、前半が上り中心だった割には、いいタイムで走れていました。

その後も、25㎞までの5㎞が29:02とペースは落ちずに頑張れましたが、30㎞を手間にして一気に足が止まってしまいました。

 

日本一きついコースは本当だった

30㎞の手前にある急な上りがきつくて、この5㎞が31:42とペースダウン。

高橋尚子さんに「日本一きついコース」と言わしめたのが、よくわかりました。

いびがわマラソン

 

後半は下りが多いのですが、ところどころに上りがでてきます。

この上りが30㎞以上を走ってきた足にはこたえ、自分では走っているつもりでも、なかなか前に進みませんでした。

 

また、20㎞を超えてからのエネルギー補給が足りなくて、お腹がすいて完全なエネルギー切れ。

30㎞を超えてからは、しんどい走りが続いて、写真を撮る余裕すらなくなりました。

唯一の楽しみがエイドでの休憩で、それだけを目指して黙々と走るのと歩くのを繰り返すだけでした。

タイムも35㎞までの5㎞が34:45で、40㎞までの5㎞が36:18と相当なペースダウン。

 

40㎞を過ぎてから、何とか4:30:00以内のゴールを目指して、最後の力を振り絞って走りました。

残り1㎞地点では、高橋尚子さんが笑顔でランナーを出迎えてくれて、ゴールまでのエネルギーをもらいました。

いびがわマラソンいびがわマラソン

 

そして、12年振りのフルマラソンも、やっとゴールです。なんとか無事完走できました。

ゴール地点では、ボランティアの中学生がバスタオルをもって、ランナーを迎え入れてくれました。

完走者には、スポーツドリンクとおにぎりが提供され、その後ブースで記録証を受け取りました。

ゴールタイムは、グロスが4:31:47で、ネットが4:24:08でした。

いびがわマラソンいびがわマラソン

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12年振りにフルマラソン完走

初参加のいびがわマラソンでしたが、ネットの評判とおり「おもてなし」が素晴らしい最高の大会でした。

人口2万人の町なので、普段は静かなところだと思いますが、大会当日はすごい盛り上がりでした。

コースのアップダウンは厳しかったですが、山や川を見ながら自然の中を走れたのは気持ちが良かったです。

 

そして、12年振りのフルマラソンは、最後はまったく余裕がなく、なんとか気合で完走したという感じです。

でも、ブランクが長かった割には、走れた方だと思うので、来年またリベンジします。

このコースでサブ4(4時間切り)が達成できたら、他の大会では余裕でサブ4が出せます。

ですから、次は3時間台を目指してチャレンジします。

 

フルマラソンは、税理士試験の勉強を開始するのと同時に止めていました。

試験に合格したら、またチャレンジしたかったので、それが実現できたのが嬉しかったです。

 

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編集後記

昨日は、税理士登録時研修の2日目でした。青山学院大学の三木学長による研修で、判断に迷うような判例について法解釈を学べました。1日がかりの研修でしたが、最後まで受講生を飽きさせない研修でした。

 

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