クラウド会計ソフトのfreeeが提供している、「税理士登録freee」というサービスを利用して、税理士登録の準備を進めてみました。
「税理士登録freee」で申請書作成とタスク管理をしてみた
2018年12月にfreeeから「税理士登録freee」がリリースされ、税理士登録資料の一部作成とタスク管理ができるようになりました。
ちょうど税理士登録の準備を進めていたとこなので、このサービスを利用してみました。
メールアドレスとパスワードを登録してからログインし、基本情報を入力すると管理画面になります。
管理画面では登録の準備から申請書の提出までのタスクを管理できます。
タスクが終了したものにチェックを入れると準備の進捗度を確認できます。
税理士登録の申請書類は提出物があまりにも多いので、準備に漏れがないかを確認するのにタスク管理は役立ちました。
それと、一番助かったのは税理士登録申請書と履歴書がデータ入力できることです。
この2つの書類を手書きで清書するのは時間がかかるので、入力したものを印刷して提出用に使いました。
手書きだと申請書は2枚も清書しないといけないので、この時間が削減できたのは大きかったです。
これだけでも利用した価値はあったと思います。
登録申請後の開業支援メニューも用意されている
税理士登録freeeには、開業支援メニューも用意されています。
開業後の顧客獲得のための集客活動サポートや、記帳代行といった業務支援などのサービスがあります。
メニューをみる限り、開業後にガンガン営業をして事業拡大を目指している税理士さん向けの内容です。
そういった事業展開を考えている方にはいいのかもしれませんが、ひとり税理士として限られた時間の中で自分にあったお客様と仕事をしたいという志向の方には合わなそうですね。
お客様の声として紹介されている税理士さんも、「〇年で〇件顧問先が増えました」というコメントばかりで、ひとり税理士の仕事スタイルとは方向性が違います。
登録申請書に入力した連絡先に電話がかかってくる
税理士登録freeeを利用して申請書を作成したところ、すぐに申請書に入力した電話番号に電話がかかってきました。
電話には出なかったのですが、すぐにfreeeからの電話だとわかりました。
なぜfreeeだとわかったかというと、税理士登録用に取得したIP電話アプリに着信があったからです。
申請書を税理士会に提出する前だったので、税理士会もこの番号は知りませんし、ほかに電話番号を教えたところもありません。
税理士登録freeeを利用するにあたってメールアドレスを登録しているので、こちらに連絡してもらえればいいのですが、いきなり電話がかかってくると「はぁ?」って気持ちになります。
freeeのサービスを利用する場合は、営業をかけられるのを覚悟しておいた方がいいです。
登録申請書の入力と資料準備のタスク管理ができるのは便利なので、よかったら使ってみてください。
編集後記
やっと税理士登録の申請書類がすべて準備できました。あとは提出するだけです。