独立まで残り3ヶ月ほどとなり、開業に向けてちょっとずつ準備を始めています。
開業の準備にあたって支出した領収書がたまってきたので、その保管用に「ドキュメントスタンド」を買ってみました。
領収書の保管はドキュメントスタンド
開業の準備に向けて行動するとお金がでていきます。
事業を始めるまでは収入がないので、お金だけがでていくのはイタイことです。
でも、すこしでも早く事業を軌道にのせるには早めの準備が必要です。
開業前の支出でも事業に関連のあるものは「開業費」になるため、領収書は保管しておかなければなりません。
領収書を無くさないように保管するために、「ドキュメントスタンド」を使って整理することにしました。
購入したドキュメントスタンドは、A4サイズの書類がクリアファイルに入れたままでもスッポリ収まり、13個あるポケットに1年分の書類を月ごとに保管できます。
また、書類のボリュームによってポケットが伸び縮みするアコーディオン式なので、そこそこの量の書類も保管できるスグレものです。
書類の量が少ないときは、コンパクトにたためるため保管に余分なスペースを取りません。
領収書は量が少なければ封筒などに入れて保管してもいいのですが、月ごとにわけると封筒の数が増えて管理が大変です。
個人事業で青色申告の場合は、領収書の保管期間が原則7年間なので紛失しないような保管方法が求められます。
ドキュメントスタンドは、お客様にも紹介している商品で、購入されたお客様にも喜ばれているので領収書の保管用にはおすすめです。
開業前の支出は「開業費」として計上
個人事業主やフリーランスが、開業の準備にあたって支出するものを「開業費」といます。
事業を始める前だからといって費用として処理できないことはなく、事業に関連する支出であれば開業後の費用にできます。
開業費という科目名なのですぐに費用にできそうですが、この科目は繰延資産として一旦資産に計上されます。
そして、開業費の償却は任意であるため、好きなときに好きなだけ費用にできるのです。
開業費に該当するものは、次のようなものがあります。
・名刺やチラシの広告宣伝費
・電話やネットの通信費
・セミナーの参加費
・事務所の賃借料
・電話やネットの通信費
・電気、ガス、水道代
・打合せの飲食費や交通費 など
しかし、10万円以上の固定資産、仕入れた商品、そして事務所の敷金や保証金などは開業費にはならないので注意が必要です。
それと、いつからの支出が開業費にできるのかという明確な規定はありません。
常識的な範囲内で開業費として処理したほうがいいでしょう。
領収書を溜めると処理が大変
あとからまとめて領収書を処理しようとすると時間がかかるものです。
何に支出したものかがわからなくなり、事業に関連するものかが思い出せなくなってしまいます。
開業ために支出した領収書は、その支出した日か翌日には、いつ、どこで、何のために、いくら支出したかをエクセルに入力しましょう。
そうすれば、開業までの支出額を集計して、「開業費」として処理できます。
そして、こまめに経理をするのは開業後においても同じことです。
経理業務は溜め込むと取り掛かるのが億劫になってしまうため毎日経理がおすすめです。
毎日経理をすれば領収書の内容を思い出すのに時間はかかりません。
しかし、領収書を溜めてから経理をすると、何に使ったかを思い出すという余計な時間がかかってしまいます。
個人事業主やフリーランスの場合は、余計な時間はできるだけ少なくして効率的に仕事をしないと本業に避ける時間が減ってしまいます。
開業の準備段階から、開業後を意識した習慣を身につけることも大事なことです。
編集後記
イチローがとうとう引退してしまいました。50歳まで現役を続けてもらいたかったので本当に残念です。イチローの地元のドラゴンズを引退場所として選んでもらえることを願っていましたがその願いがかなわず残念でしたが、今後は指導者としてドラゴンズの再建に力を貸してもらえたらうれしいです。数々の偉大な記録を残した28年間の現役生活、本当にお疲れさまでした。