ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行で法人名義の口座開設とゆうちょダイレクトの申し込み

法人を設立すると、事業のために法人名義の銀行口座を開設することになります。

法人のメイン口座として「ゆうちょ銀行」で口座開設をしましたので、その流れについて書いてみます。

 

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ゆうちょ銀行を選んだ理由

わたしが、「ゆうちょ銀行」をメイン口座に選んだのは、次のような理由からです。

・ネットバンキングが無料
・月5回までゆうちょ口座への送金が無料
・社会保険料の口座振替が可能
・知名度がある
・店舗数が多くATMが使いやすい
・審査が通りやすい

 

ゆうちょ銀行のメリットは、法人口座のネットバンキングが無料で利用できることです。

ネット専用銀行でもネットバンキングを無料で利用できますが、ネット専用銀行はATMの手数料がかかるため、ATMでの入出金も無料で利用できるゆうちょ銀行を選びました。

そのうえさらに、ゆうちょ銀行間の送金が月5回まで無料で利用できます。

法人口座から毎月役員報酬を支払うのに、個人のゆうちょ口座への送金であれば手数料がかかりません。

 

さらに、2019年4月より社会保険料の口座振替ができるようになり、ゆうちょ銀行を利用するメリットが増えました。

法人を設立すると社会保険への加入が義務となるため、毎月社会保険料の支払いが発生します。

この支払いを口座振替にすることができれば、納付忘れが発生せずに便利になります。

 

また、最近は法人の口座開設について、金融機関の審査が厳しくなっているため、審査が通りやすいことも魅力のひとつです。

なお、ゆうちょ銀行の場合は、預入限度額が1,300万円までとなるため、大きな金額の出入りがある事業を行うときは、もうひとつ別の金融機関の口座を用意する必要があります。

 

口座開設の手続きと必要書類

ゆうちょ銀行の口座開設は、窓口に出向いて行うことになります。

そして、窓口で法人口座を開設したい旨を伝えると、次の「総合口座利用申込書」と「お取引目的等の確認のお願い」を渡されます。

 

ゆうちょ銀行ゆうちょ銀行

 

この用紙に必要事項を記入して、口座開設に必要な書類と一緒に窓口に提出すれば手続きは完了です。

申込書に銀行届出印を押すところがあるので、手続きのときは忘れずに持参しましょう。

申込書等の記入については、窓口で確認をしながら記入すれば大丈夫です。

 

ゆうちょ銀行の口座開設に必要な書類は、次のようなものになります。

・法人の履歴事項全部証明書(原本)※発行日から6か月以内のもの
・来店者の公的な本人確認書類(顔写真付きの証明書)
・来店者と法人の関係を証する書類(委任状等)
・法人番号が確認できる書類(法人番号指定通知書等)
・法人の印鑑証明書(原本)※発行日から6か月以内のもの
・代表社印の押印がある(主要)株主名簿または(主要)出資者名簿
・次の書類のいずれか(設立後6か月以内の法人に限る)
・所轄税務署あての法人設立届出書(控)
・所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
・主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)(原本)※発行日から6か月以内のもの
または主たる事務所の賃貸借契約書(原本)

 

ゆうちょ銀行の口座開設は、提出する書類が多いのがわずらわしいところですが、書類がすべて揃っていれば3、4日で口座開設ができます。

しかし、必要書類に不備があると、何度も窓口に出向くことになるため、事前にしっかり確認したうえで窓口に出向きましょう。

 

口座開設と同時に進めた手続き

ゆうちょ銀行で口座を開設する際に、他の手続きも同時に進めましたので、その流れをまとめておきます。

まずは、口座開設の申し込みからキャッシュカードの受け取りまでの流れです。

①ゆうちょ銀行の口座開設申込(窓口)

②通帳受取(申し込みから3日後)

③キャッシュカードの仮暗証番号受取(申し込みから5日後)

④キャッシュカード受取(申し込みから9日後)

⑤キャッシュカードの暗証番号変更(窓口またはATM)

 

ゆうちょダイレクト申し込み(ネット)

ゆうちょ銀行でネットバンキングを利用するには、口座開設とは別に「ゆうちょダイレクト」の申し込みが必要になります。

この手続きに必要となるのが、口座番号とキャッシュカードの仮暗証番号(上記③)です。

わたしは、キャッシュカードの仮暗証番号を受け取った日に、ゆうちょダイレクトの申し込みをしました。

そして、申し込みをして2日後にゆうちょダイレクト利用者カードが送られてきて、ゆうちょダイレクトが利用可能になりました。

 

ゆうちょダイレクトが利用できるようになった日に行ったのが、クラウド会計freeeへの口座連動の設定です。

ネットバンキングを利用する目的のひとつが、freeeに口座明細を自動取り込みすることだったので、すぐに設定をしておきました。

 

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freeeカードライト申し込み(ネット)

ゆうちょ銀行の口座開設と同時に進めたのが、「freeeカードライト」の申し込みです。

現金よる支払いをできるだけ減らしたいので、法人用クレジットカードをつくっておきました。

freeeカードライトの申し込み方法については、こちらで詳しく書いています。

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freeeカードライトは、申し込みをして3日で審査が通りました。

創業間もない法人でもネット申し込みだけで、簡単にクレジットカードがつくれるので、freeeカードライトはおすすめです。

そして、freeeカードライトが手元に届いたら、口座振替依頼書を郵送して手続きは完了です。

あとは、クレジットカードをfreeeと連動しておけば、自動で利用明細を取得できるようになります。

 

社会保険料の口座振替手続き(郵送)

ゆうちょ銀行の通帳(上記②)が手元に届けば、社会保険料の口座振替手続きができます。

事前に社会保険の加入手続きが完了していれば、日本年金機構から次の案内が送られてきているので、その指示に従って手続きを進めます。

ゆうちょ銀行

 

ゆうちょ銀行の場合は、日本年金機構からの案内に同封されている口座振替用紙が使用できないため、専用の申出書を日本年金機構HPからダウンロードします。

この専用の申出書に必要事項を記入して、日本年金機構へ郵送すれば手続きは完了です。

ゆうちょ銀行

 

ゆうちょ銀行の口座開設からそれに関連する手続きをまとめてみました。

できるだけ同時に進めてしまった方が、わずらわし手続きが短期間で終了するので、やるべきことをリストにしてスムーズに手続きを終わらせましょう。

 

法人開設について、次のような記事も書いています。

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編集後記

昨日は、ラグビーの南アフリカ戦をテレビ観戦しました。前半は接戦だったので後半に期待していましたが、最後に実力の差が出てしまいました。ベスト4には入れませんでしたが、日本ラグビーの成長を世界に示すことができた大会でした。

 

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