名古屋市の固定資産税は、スマホ決済による納付手続きが便利というお話です。
今回利用したのは、「F-REGI」というサービスですが、納付手続きは5分ほどで終わりました。
スマホ決済による納付
名古屋市の固定資産税は、2種類のスマホ決済を利用して納付手続きができます。
いままで「モバイルレジ」というサービスを利用して、ネットバンキングで納付ができたのが、2019年4月1日から「F-REGI」というサービスが始まり、新たにクレジットカード納付にも対応するようになりました。
どちらのサービスも利用方法はよく似ていて、納付書のバーコードをスマホで読み取って、クレジットカード又はネットバンキングで納付手続きをします。
スマホさえあれば、自宅で24時間いつでも納付手続きができるので、どちらも便利なサービスです。
対応している税目
・市民税・県民税(普通徴収)
・固定資産税・都市計画税
・固定資産税(償却資産)
・軽自動車税
利用上の注意(共通)
・30万円までの納付書しか納付できない
・納付期限が過ぎたものは納付できない
・領収書が発行されない
・軽自動車税納税証明書(継続検査用)が利用できない
(車検を受ける場合は、証明書発行の申請が別途必要になる)
・口座振替(自動払込)を利用している場合は、事前に口座振替の解除が必要になる
利用上の注意(F-REGI)
クレジットカード納税を利用する場合は、納税額とは別にシステム利用料がかかります。
こちらで納税額に応じたシステム利用料を試算することができます。
ちなみに、5万円の納税額では利用料は307円、10万円の納税額では669円です。
クレジットカードのポイント還元が1%もあれば、手数料を負担してもいくらか得になります。
利用上の注意(モバイルレジ)
モバイルレジの利用には、支払いをする金融機関において、ネットバンキングの利用開始手続きが必要です。
すでにネットバンキングを利用している場合は、手続きは不要です。
「F-REGI」によるクレジット納付
「F-REGI」には専用アプリがないため、スマホで名古屋市HPの「名古屋市税納付サイト」にアクセスして、納付手続きを行います。
名古屋市HPから納税サイトにアクセスし、利用規約をチェックしてから、バーコードの読み取り画面に進みます。
バーコードを撮ったら「写真を使用」をクリックし、読み取りに成功すれば、決済情報の入力に進みます。
利用者情報を入力したら次に進み、納付手続き実行をクリックして終了です。
「モバイルレジ」によるネットバンキング納付
「モバイルレジ」は、株式会社NTTデータが提供しているサービスで、専用アプリをダウンロードして納付手続きをします。
アプリを立ち上げてから、スマホでバーコードをスキャンして、確認ボタンを押すだけです。
内容を確認したら、モバイルバンキングをクリックして、次に利用する金融機関を選択します。
金融機関のモバイルバンキングで納付手続きをしたら完了です。
どちらのサービスを利用しても、5分程度で納付手続きが完了します。
自宅にいながらスマホひとつで納付が完了するサービスは、本当に便利です。
簡単に操作ができるので、ぜひ一度試してみてください。
編集後記
昨日は、税理士証票の交付式に参加してきました。証票とバッジを受け取ったので、これで正式に税理士として仕事ができます。