マイナンバーカードを取得するメリットとして、コンビニで住民票などの公的な証明書が受け取れるというのがあります。
平日に区役所へ出向くのが大変な会社員にとっては、コンビニ交付は便利なサービスです。
しかし、コンビニで住民票を取得しようとしたら、名古屋市はコンビニ交付が未対応のため利用することができませんでした。
名古屋市はコンビニ交付に未対応。
先日、コンビニで住民票の交付を受けるために、近くのセブンイレブンへ行ってきました。
マイナンバーカードを利用して、コンビニで住民票などの公的な証明書の交付が受けられるのは便利なサービスです。
マイナンバーカードは、毎年確定申告のときに利用していましたが、それ以外で利用するのは初めてでした。
さっそくセブンイレブンに設置されている端末で操作してみました。
まずは行政サービスを選択して、次に証明書交付サービス(コンビニ交付)をタッチします。
マイナンバーカードをセットして次に進み、「お住いの市区町村の証明書」を選択して確定をタッチします。
そして、画面に表示されたのは「サービスを提供していない市区町村です」という一言。
どこかで操作を間違えたと思い、最初からやり直しても同じ画面しかでてきません。
ここで「もしかして利用できないの?」と思いスマホで調べたら、なんと名古屋市はコンビニ交付に対応していないことがわかりました。
いくらマイナンバーカードの普及が進んでいないといっても、まさか名古屋市が対応していないとは驚きです。
あとで調べてわかったのですが、マイナンバーカードによる証明書のコンビニ交付に対応していないのは、政令指定都市では名古屋市だけでした。
こんな便利なサービスが利用できないなら、名古屋市民はマイナンバーカードを取得する必要はない気がします。
コンビニ交付で取得できるものとは
名古屋市民は、いま住んでいる住所地についてコンビニ交付を利用できませんが、本籍地が名古屋市以外であってコンビニ交付に対応している市区町村であれば、名古屋市内のコンビニでサービスが利用できます。
サービスを利用したい市区町村がコンビニ交付に対応しているかは、こちらで確認できます。
コンビニ交付で取得できる証明書は、次のようなものになります。
※市区町村によって取得できる証明書が異なります。
住所地の市区町村の証明書・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
・戸籍の附票の写し
本籍地の証明書(住所地の市区町村と本籍地の市区町村が異なる方)
・戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
・戸籍の附票の写し
証明書の交付が受けられる店舗は、コンビニ以外にも広がっており、こちらで利用可能な店舗を確認することができます。
サービスが利用できる時間は6:30~23:00で、年末年始(12月29日~1月3日)以外であれば毎日利用できます。
いつになったらアナログ的な手続きが改善されるのだろう
コンビニ交付は、平日に区役所へ出向くのが大変な会社員にとっては便利なサービスなのに、名古屋市民は利用できないため、わざわざ休みをとって区役所に行ってきました。
交付申請用紙に手書きで必要事項を記入してから、窓口に並んで用紙を提出し、番号を呼ばれたら証明書を受け取るといったなんともアナログ的な手続きです。
昔からかわらないこの手続きは、いつになったら改善されるのでしょうか。
建物の中に入っただけでテンションが下がる場所は、本当に苦手です。
独立すれば時間が自由に使えて、平日に区役所に行く時間もとれますが、会社に勤めていると行政サービスを利用するのに不便を感じます。
こういったアナログ的な手続きははやく改善して、行政サービスがもっと便利に利用できるようになってもらいたいです。
それにしても、政令指定都市の中で名古屋市だけが唯一コンビニ交付に対応してないとは本当に驚きでした。
マイナンバーカードについては、次のような記事も書いています。
最近、政府がマイナンバーカードの普及に向けて、いろんな施策を発表しています。そのひとつとして、2020年9月から「マイナポイント」の開始が予定されているため、早めにマイナンバーカードを準備することをおすすめします。 […]
マイナンバーカードは、窓口で交付を受けるときにパスワードを設定することになっています。しかし、マイナンバーカードは利用する機会が少ないので、はじめて利用するときにパスワードを何度か間違えてロックがかかってしまうことがあります。ここで[…]
編集後記
週末に4月から中学生になる子供の制服を受け取ってきました。3年間で成長することを見込んで大きめの制服を購入しましたが、いま試着するとなんともみっともない格好です。中学校を卒業するまでには制服がジャストサイズになるよう成長してもらいたいです。