フリーランスとしてひとりで働く環境にも慣れてきました。
最近は、ひとりで仕事をするには、物事のルーティン化が大切だと感じています。
ひとりは自由で快適なもの
自宅で仕事ができると、電話の音や周りの話し声がないため、集中して仕事を進められます。
働く時間も自由に決められるので、早朝の静かな時間から仕事に取り掛かれて、環境としては快適です。
勤務時代は、いくら仕事に集中したくても、電話が掛かってきたり、急な来客があったりして仕事が中断することがよくありました。
自分ではコントロールできないことに仕事の時間を奪われていて、いまから思うと効率の悪い働き方をしていたなと思います。
でも、いくら静かに仕事ができるからといって、自己管理をしっかりしないと、気が緩んでしまうことがあります。
自宅で仕事をしていると、リラックスできるのはいいのですが、ちょっとした休憩のつもりが、SNSのチェックを始めたりして休憩が長くなったりします。
また、開業直後はいろんな手続き等で外出することが多く、そんな時は夜遅くまでパソコンに向かって仕事をしてしまうこともあります。
すべてが自由であるため、自分の意識の持ち方で、時間の使い方が随分かわってしまいます。
ひとりは自由で快適ですが、この環境を維持するには、自己管理が大切だと強く感じました。
早めにルーティン化する
ひとりで仕事をするには、自分の経理や請求書発行といった事務的な仕事もやらなければなりません。
会社に勤務していると、こういった仕事を経験することが少ないため、事務仕事を苦手にしている方が多いと思います。
それに、売上に直接結びつく仕事でないため、どうしても後回しにしがちです。
しかし、面倒だからと言って事務仕事をためてしまうと、どこかにそのしわ寄せがきて、仕事のペースが乱れてしまいます。
本業に専念できる時間を多く確保するには、まずは事務仕事をルーティン化して、少ない時間で処理できる環境を整えることが大切です。
事務的な仕事で一番時間が取られるのは、自分の経理です。
わたしは、開業と同時にfreeeとMFを導入して、日々の経理ができる環境を整えました。
本業で会計ソフトを利用しているので、導入設定も数時間でできました。
しかし、会計ソフトに不慣れな方が、開業時にひとりで設定するのは相当大変だと思います。
クラウド会計ソフトは、最初の設定によってその後の運用の手間に大きな差が生じます。
自分の経理を効率化したいなら、ソフトの導入について税理士へ相談するのをおすすめします。
それぞれの作業を効率的に進める環境が整ったら、それを日々のルーティンとして管理していくだけです。
わたしは、ルーティンの管理は「TaskChute Cloud」というソフトに助けてもらって、習慣化を進めています。
まだ使い始めたばかりなので、ソフトを使い越せるようなレベルではありませんが、やるべきことに集中できるという効果は感じています。
独立して自由になった時間を有効活用するために、タスク・時間管理ツールの「TaskChute Cloud」を試してみることにしました。 独立当初は時間が余るものいままで、サラリーマンとして時間が拘束されていたのが、フ[…]
新たな時間をつくり出す
日々の活動をルーティン化して、やるべきことを淡々と処理していけば、仕事は順調に進んでいきます。
ルーティン化のいいところは、何をしようかと考えたり、やるべきことの順番を考えたりするムダな時間が省けることです。
決めたことに集中して仕事ができるので、作業効率も高まります。
いまは本業の仕事が少ないため、決めたルーティンは問題なく処理できています。
しかし、いつまでも同じペースで仕事を処理していては、本業に充てられる時間が増えていきません。
「新たな時間をつくり出す」ことが、これから取り組むべき課題になっています。
まずは、営業活動に充てる時間を増やすために、いまのルーティンに掛かっている時間を数値化して、時間を減らせるところを見直していきます。
ひとり税理士という働き方を続けるには、こういったメンテナンスが必要なので、これを続けていくしかありません。
編集後記
昨日は、印鑑証明書を取得するために区役所に行きました。毎回混んでる区役所に行くのは面倒なので、名古屋市も早くコンビニ交付に対応してもらいたいです。