合同会社を設立したので、事業用クレジットカードとして「freeeカードライト」を申し込んでみました。
freeeカードライトには、freeeのクーポンが付いてくるので新設法人におすすめです。
「freeeカード」とは
「freeeカード」とは、クラウド会計ソフトを提供しているfreeeが、ライフカードと共同開発した事業特化のクレジットカードです。
freeeカードのメリットは、創業間もない法人や個人事業主でもクレジットカードを簡単に作成できることです。
一応、クレジットカードなので審査はありますが、他のクレジットカードに比べて審査は通りやすくなっています。
カードの利用限度額にこだわりがなければ、Web上で申し込みが完結する「freeeカードライト」がおすすめです。
年会費は無料で、従業員カードは3枚まで、ETCカードは1枚を申し込みできます。
そして、銀行口座を開設する前に申し込みができ、最短で4日営業日でカードが発行されます。
また、freeeカードには、MasterCard以外にVISAカードやセゾンプラチナビジネスカードが用意されています。
年間費は有料になりますが、特典の多いカードを利用したい場合は、検討してもいいかもしれません。
「freeeカードライト」のつくり方
「freeeカードライト」の申し込みは簡単で、オンラインで必要事項を入力し、あとは本人確認資料をアップロードするだけです。
それでは、簡単に申し込みの流れを見ていきましょう。
まず、freeeカードライトの紹介ページにある「Webで今すぐお申し込み」をクリックして、ライフカードの入会申込みページを開きます。
①入会規約に同意して進みます。
②カードの種類と個人情報を入力します。
・カードの種類
・freee事業所番号(10桁)
・利用予定金額(1か月あたり)
・氏名
・性別
・生年月日
・電話番号
・Eメールアドレス
・住所
・住まいの情報(自己所有など)
・家賃、住宅ローンの支払状況
・居住年数
・家族状況(配偶者、同居家族など)
③次に、法人又は個人事業の情報を入力します。
・法人・個人区分
・法人名、商号または屋号
・電話番号
・業種
・年収
・創業からの期間
・事業規模
・カード暗証番号
・海外利用時の決済方法
・ETCカードの申込み
・従業員カードの申込み
これだけの情報を入力して、最後に確認をクリックすると「本人確認書類」のアップロード方法に関する案内が、登録したメールアドレスに届きます。
その案内メールにしたがって、本人確認書類をアップロードすれば、申し込み手続きは完了です。
無事に審査に通過すると、数日後にfreeeカードライトが手元に届きます。
この状態では、クレジットカードの引き落とし口座が登録されていないので、「引き落とし口座振替用紙」を郵送で提出してすべての手続きは完了です。
また、freeeカードには、会員向けのオリジナル特典が用意されています。
「クラウド会計ソフトfreee」の2,000円分クーポンなどの特典が用意されていますので、忘れずに申し込みをしておきましょう。
このように、2,000円分クーポンがもらえます。
キャッシュレス化が経理の効率化に
クラウド会計の機能を有効に活用するポイントのひとつが、「キャッシュレス化」です。
そのためには、現金の使用をできるだけ減らして、支払方法を銀行口座引き落としやクレジットカード払いへ切り替えます。
クラウド会計は銀行のネットバンキングデータやクレジットカード明細を自動で取得してくれるため、キャッシュレス化が進めば経理処理が効率化されます。
創業間もない事業者の場合は、クレジットカードの審査が通りにくいこともあり、ときどき個人用のクレジットカードを事業用に利用している方がいます。
そして、クラウド会計に個人用のクレジットカードを同期させると、事業とプライベートの利用分をそれぞれ仕分けるという余分な作業が発生します。
これでは、せっかくクラウド会計を導入しても、業務の効率化のメリットを十分に享受できなくなってしまいます。
ですから、キャッシュレス化を進めるのであれば、事業用にクレジットカードを準備して、事業用の支払いをしっかりわけて管理する仕組みが必要です。
クラウド会計ソフトのfreeeを導入するのであれば、2,000円分クーポンが付いてくる「freeeカードライト」を事業用クレジットカードとして利用するのをおすすめします。
法人設立については、次のような記事も書いています。
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編集後記
やっと法人設立に関する手続きが完了しました。e-Govの操作で時間がかかった社会保険の手続きも、保険証が無事手元に届き安心しました。