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フリーランスの経理はシンプルがいい。仕組みの見直しがポイント

フリーランスの方には、毎日コツコツと経理をすることおすすめしています。

そして、経理を効率よく進めるには、経理の仕組みをシンプルにしておくことです。

 

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経理の問題点を洗い出し

そろそろ年末が近づいてきて、確定申告が気になりだす時期ではないでしょうか。

経理の処理が溜まっていて、気持ちが落ち着かないという方もいるでしょう。

経理は後回しにしても何もメリットがないので、少しずつでも処理を進めていくことです。

 

わたしは、フリーランスの方には、毎日コツコツと経理をすることをすすめています。

経理は面倒な作業なので、溜めてしまうと処理するのが本当に億劫になります。

溜まれば溜まるほど、処理するのがイヤになるので、毎日経理をする習慣を付けていくしかありません。

毎日経理のメリットについては、こちらで記事を書いています。

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そして、経理の習慣とともに取り組むのが、経理の仕組みを見直すことです。

自己流で経理をしていると、非効率な管理や無駄な処理をしていることがあります。

できれば、税理士に相談して改善点をアドバイスしてもらうのがいいのですが、自分で取り組めることもあるので、次にあげたことでできることから始めてみてください。

 

経理の仕組みをシンプルに

経理を効率よく進めるには、まずは経理の仕組みをシンプルにすることです。

そのためには、次の2つのことに取り組みましょう。

  • 事業とプライベートを分ける
  • キャッシュレス化に取り組む

 

事業とプライベートを分ける

まずは、銀行口座とキャッシュカードを、事業とプライベートで分けることです。

プライベートの銀行口座とキャッシュカードだけで管理をしていると、経理のときに事業のものを分けるという作業が発生します。

特に、キャッシュカードの利用が多いときは、明細をもとに「これは事業とプライベートのどっちかな?」と仕分けるのは大変な作業です。

この分ける作業を失くすだけでも、経理にかかる時間をかなり削減できます。

 

また、事業とプライベートを分けて管理していないと、プライベートのものを経費として間違って処理することになってしまいます。

こういったミスを防ぐためにも、事業のものは分けて管理をしましょう。

 

キャッシュレス化に取り組む

現金の管理も事業とプライベートに分けたいところですが、これを分けるとなると、財布を2つ持って管理することになります。

しかし、常に2つの財布を持ち歩くのは面倒なので、現金については、キャッシュレス化に取り組むべきです。

事業用のキャッシュカード、Suicaなどの電子マネー、そしてAmazonなどの通販サイトを積極的に利用して、できるだけ現金での支払いを減らしましょう。

 

それから、現金売上があるときは、キャッシュレス決済を導入して、現金の取り扱いを減らすことです。

いまなら、PayPayやLINE Payは決済手数料が無料(期間限定)になるため、キャッシュレス決済としてはおすすめです。

いつも売上代金は銀行口座への振込みだけど、ときどきスポットで現金売上が発生するときにも、こういったキャッシュレス決済があると便利です。

 

現金の利用を減らして、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の利用を増やせば、事業用の銀行口座でお金の出入りを一元管理することができます。

そうすれば、お金の動きを把握できて、事業の収支状況が見えやすくなります。

また、このようなシンプルな仕組みになれば、クラウド会計の導入も取り組みやすくなります。

クラウド会計の導入については、こちらで記事を書いています。

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仕組みの見直しは年内に

経理の仕組みを見直すにしても、どのタイミングで行うかがポイントです。

「確定申告が終わってからゆっくり取り組もう」では、タイミングが遅すぎます。

確定申告が終わるまで待っていると、すでに翌年の経理が2~3か月経過しています。

そこから仕組みの見直しに取り組んでも、さらに1~2か月を要することになります。

 

経理の仕組みを切り替えるタイミングは、新たな事業年度が始まる1月がベストです。

もっとも切り替えがスムーズにいく、このタイミングを逃さないことです。

そうなると、事業用の銀行口座やクレジットカードの準備は、年内に終えておく必要があります。

いまから取り組めば、年内の準備はまだ間に合いますので、できることから始めてみましょう。

 

編集後記

昨日は、お客様の資料作成を中心に。今週になって12月の予定が急に埋まり始めました。

 

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